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初心者がゴルフを始める際に揃えるべき道具一式 【必須7選+推奨4選】を解説

ゴルフ用品 ゴルフクラブ・ゴルフ道具

これからゴルフを始める右も左もわからない初心者の方は、コースに出向いてラウンドを周るために最低限何が必要かすらわからないことでしょう。

親しいゴルフ仲間に聞いても当日のゴルフのことで上の空。
「まぁやってみりゃわかるよ、教えてやるから安心しな」
なんてはぐらかされることも多いですよね。

ここでは、ゴルフを始めてコースデビューをする場合に最低限用意すべき道具について述べていきますので参考にしてみてください。

ゴルフに必要最低限の道具リスト

<絶対必要なもの>

1,ゴルフクラブ
2,キャディバッグ
3,ゴルフシューズ
4,ボストン&シューズバッグ
5,ゴルフボール
6,ティー
7,グローブ

<極力用意しておきたいもの>

8,グリーンマーカー
9,グリーンフォーク
10,レインウェア

<あれば便利なもの>

11,小型ポーチ

道具それぞれの解説

1,ゴルフクラブ

これはゴルフをするうえで必須ですね。
初心者がゴルフクラブを入手する上での注意事項がたくさんありますので別ページに専用でまとめています。
こちらからご覧ください。

2,キャディバッグ(ゴルフバッグ)

キャディバッグとは、ゴルフクラブを入れる大型のバッグの事です。
クラブを収納するために必ず必要ですので購入しましょう。
なお、キャディバックにも複数の種類がありますが、まずは一般的な『カートタイプ』がおすすめです。
『スタンドタイプ』などの亜種はより用途を絞って特化したものですので、収納力で劣ったり、汎用性で劣ることがあります。

『カートタイプ』・・・一般的なコースを回る際にカートに積んで使用することを前提としたキャディバッグ。内容量が大きく汎用性に優れる。
『スタンドタイプ』・・・ラウンド時に背負って持ち運びながら使用する前提のキャディバッグ。ショット時に自立させるための足や、背負うための肩紐が装備されている。

サイズは口径をあらわす「~型」という表記が一般的で、現在は「9型~9.5型」が主流ですのでこれを選べば間違いないでしょう。

キャディバッグのブランドはクラブセットと合わせることが多いですが、クラブを買い替えた際にバッグも合わせて買い替えないとちょっとチグハグな印象になってしまいます。
見た目も気にされる方は、クラブメーカー以外のキャディバッグを選べばクラブの買い替えなどの影響を受けずに長期間使用できるでしょう。

おすすめのキャディバッグ

『オークリー』はサングラスをはじめとする多種多様なスポーツ用品を取り扱うアパレルブランドです。
ゴルフアイテムも多数ラインナップし、スタイリッシュなデザインで比較的若いゴルファーを中心に絶大な人気を誇るブランドです。

3,ゴルフシューズ

ゴルフ用のスパイクシューズです。
足元が不安定では良いスイングが出来ませんし、そもそもシューズの着用を義務付けたゴルフコースも多いので必ず用意しましょう。

スパイクにはハード(金属)とソフト(樹脂、プラスチック)のものがあります。
とはいえ実際にショップやコースで目にするものはほとんどがソフトスパイクですし、ハードスパイクは使用を禁止するコースが多いので、購入の際もソフトスパイクを選べば間違いありません

最初にゴルフシューズを選ぶ際には『軽さ』を重視して選ぶことをおすすめします。
18ホールを周ると結構な移動距離になりますし、初心者のうちはボールがあちこちに飛ぶので必然的に歩行距離も長くなり、重さが疲労に直結します。
見た目重視のかっこいいスニーカーのような商品も最近は増えて来ていますが、モノによっては想像以上に重い場合がありラウンド中に両足がつってしまうなんてことも実際にありますので気をつけてください。

おすすめのゴルフシューズ

有名シューズメーカーであるアディダスは、軽量で日本人の足にもフィットするゴルフシューズを多数ラインナップしています。
靴ひもタイプはプレイ中にゆるんだりしてしまうことがありますが、ワイヤー巻き上げタイプであればテンションの管理も簡単でプレイを快適にしてくれるのでおすすめです。

4,ボストン&シューズバッグ

シューズバッグはゴルフシューズを収納して持ち運ぶためのバッグです。

ゴルフ場に到着した際にはまずキャディバッグをカートにセットするために係の方に預け、自分は着替えなどの準備のためにロッカールームへ向かう、という流れが一般的です。
キャディバッグにシューズや着替えを入れてしまった場合、ロッカールームでゴルフシューズに履き替えようと思ったらキャディバッグが手元にない!というのはもはやゴルフ場デビューのあるあるですので、ゴルフシューズはキャディバッグと別に持ち運ぶためのバッグに収納しましょう。

おすすめはゴルフ用ボストンバッグの底にシューズケースが一体化されたもの。
ゴルフ場に向かう際には何かと荷物が増えがちですので、着替えなどを収納するためのボストンバッグと一体になったタイプであれば手持ちの荷物数を減らすことが出来ます。
ボストンバッグはキャディバッグと違い、着替えのためにロッカールームへ持ち込むことになりますのでシューズバッグと一体でも不便はありません。

おすすめのボストンバッグ(シューズポケット付)

5,ゴルフボール

ゴルフボールは値段だけ見てもピンキリです。
さらに色の違いや特性の違いまで含めると相当な選択肢になってしまいます。

初心者にまずおすすめするのは「ロストボール(中古ボール)」。
中古と言っても一般的に販売されている中古品はキレイな状態のものを選定して販売されていますので品質的に問題はありません。
見た目も使用感も新品同様で、言われなければ気づかないレベルです。

初心者のうちは18ホール周る間に10個以上のボールを紛失することもザラにありますので、高いボールを買っても無駄になってしまいます。
目安は「¥100/1個」程度
中には高級ボールの中古品などもありますが、これは割高なので初心者が買うメリットはありません。
18ホールを回ってボールロストが3個程度に抑えられる実力が付いたら新品の箱買いに切り替えましょう。

なお、中古品にはいろんなメーカーのボールが混じったものもありますが、プレイ中に自分のボールの判別が出来なくなってしまってはいけませんからあらかじめマジックなどで目印を書いておくことをおすすめします。

ボールの色は視認性アップに効果があり、季節によっては芝や落ち葉の色にまぎれてボールを見つけづらくなってしまうため「自分の見やすい色」を探してみてもいいでしょう。
ただし、いろんな色を試した結果最終的に「オーソドックスな白」に落ち着くこともゴルフあるあるですね。
ボールの性能は大きく分けて「ディスタンス系(飛距離重視)」もしくは「スピン系(コントロール重視)」の二種類があります。
これは初心者のうちは違いが判らないと思いますから、あまり気にしなくてもOKです。

おすすめのロストボール

6,ティー

各ホールの1打目、いわゆる「ティーショット」に使用する、ボールを地面よりも高い位置にセットするための下駄です。
一般的に地面にさして使用し、素材や形状も打感に影響するため様々なものが存在します。
ティーはショットのたびに強くクラブや地面に打ち付けられ簡単に折れたり変形したりしますので、
「消耗品」と割り切って複数を所持しておいてください。

初心者におすすめなのは地面に『刺す』タイプではなく『置く』タイプのティーです。
刺すタイプはちょっとした刺し加減でボールの高さが変わってしまいますので、意図的にティーの高さを調整する上級者であれば便利ですが初心者では常に一定の高さをキープすることが難しくなってしまうデメリットがあります。
一方、置くタイプであれば常にティーの高さは一定になりますので余計な事に頭を悩ませる必要なくショットに集中できるのがメリットです。
また、初心者のうちはなるべく料金の安いコースを探してゴルフをすることも多く、この場合メンテナンスが行き届いていないためティーグラウンドが固くティーが刺さりづらい、なんてことも頻繁にありますので、この場合も置くタイプは有利です。

なお、ティーはドライバー用のほかにショートホールでのアイアン用に短いタイプも準備すれば尚良しです。

おすすめのティー

7,グローブ

ゴルフをプレイする際には一般的に一方の手(スイングリード側)にグローブをします。
レギュラースタンスであれば左手、反対にレフティーであれば右手にグローブをすることになります。
クラブを振る際にはスイングをリードする側の手に強い負担がかかりますので、滑りを防止することと、マメなどが出来てしまうことを防止する目的です。

大きすぎると布が遊んで滑ってしまうことがありますし、小さすぎると指先が窮屈で痛みを感じることもありますのでサイズ選びは是非ショップで試着して決めてください

初心者におすすめするのは洗濯可能なラバーのタイプ
高価な革製グローブのフィット感やブリップ感は筆舌に尽くしがたいものですが、その分耐久性に劣る面もあります。
反面、ラバーのタイプは使用感では劣るものの耐久性に優れ、汚れても洗うことが出来ますので長く快適に使用することが出来ます。

おすすめのグローブ

8,グリーンマーカー

グリーン上ではボールを拾い上げて土や芝などの汚れをボールから拭き取ることが許されています。
そして拾い上げる際は必ずマーカーを使用し、ボールを元の位置に戻せるようにしなければいけません。
この際に使用するのがグリーンマーカーです。

大体のゴルフ場ではプラスチック製のマーカーが無料で備え付けられていますので、持っていなくても特に問題なくプレイすることは可能です。
でも自分で選んで購入したマーカーを使用することでゴルフに対する愛着がグッと増しますので出来れば用意したいアイテムです。

比較的安価で様々なマーカーが販売されていますが、一点気を付けるとすれば「厚みのある、もしくは立体的なデザインのネタマーカーは避ける」という点です。
自分がマーキングした後で誰かがパッティングをする場合、位置関係によってはボールがマーカーに当たってしまう場合があります。
また、当たらないまでも大きく立体的なマーカーは必要以上に目についてしまうものです。
ゴルフの中でもパッティングは最もセンシティブはショットですので、一緒に回る仲間に迷惑をかけないためにも主張の強すぎるマーカーは避けた方が無難でしょう。

おすすめのグリーンマーカー

9,グリーンフォーク

グリーンフォークとは、ボールの落下跡に出来る窪みを修復する用具です。
基本的に審判や係員が同行しないゴルフでは、コースの最低限の原状復帰もプレイヤーのマナーになります。
アプローチショットなどでグリーンに直接ボールがバウンドした場合、くっきりとボールの形でグリーンがへこんでしまい、その後の誰かのパッティングの妨げになってしまうかもしれません。
その場合、グリーンフォークを使用して凹んだ芝を持ち上げて平らにならす必要があります。

持っていなくてはプレイが出来ないという性質のものではありませんが、紳士のスポーツとして持っていること自体がその人のマナーに対する姿勢をあらわしていると言えるアイテムです。
必ず携帯するようにしましょう

おすすめのグリーンフォーク

▶合わせて知っておきたいグリーンフォークの使い方

10,レインウェア

ゴルフは自然の中で行うスポーツです。
途中で雨が降っても、その状況を克服すること自体がゴルフの一部とも言えます。
突然の事態に備えてキャディバッグのポケットにレインウェアを備えておきましょう

初心者におすすめするのは『安価なレインウェア』です。
プロと違って事前に雨の予報がわかっていればゴルフ場の予約を取り消す場合もあるでしょうから、よほど天気に恵まれない限りそれほど使用頻度は高くありません
「一応の備え」程度のものですので初心者が高スペックなレインウェアを持っておく必要はないでしょう。
ただし、ゴルフ用ではないレインウェアは袖口の絞りが不可能だったりしてプレイに支障をきたす場合がありますので「ゴルフ(スポーツ)用の中で安価なもの」を選ぶようにしましょう。

おすすめのレインウェア

11,小型ポーチ

ここまでゴルフをプレイする上で必要な道具に触れてきましたが、結果として最低限の道具を揃えただけでプレイ中に持つべき小物が結構な数になります。
そのため、ボールやティー、フォークなどの小物をすっきり収納できるポーチが一つあるととても便利です。

おすすめするのは腰に装着できるタイプのポーチ。
カートに積みっぱなしではいざショットのためにボールの前に立つ時に手元にないことになりますし、
予備のボールをわざわざカートに取りに戻ったのではプレイの進行を妨げてしまいます。
小さめのポーチであればスイングを妨げることもありませんから、パンツのポケットをパンパンにしたくない方は用意しておきましょう。

おすすめのポーチ

最後に

ゴルフには上記のような道具が最低限必要です。
また、これ以外にも自分のプレイを快適にするためのグッズがいろいろあります。

初心者のうちから必要以上にお金をかけて道具ばかりが増えてもしょうがないですが、実際自分で選んだ小物とともにプレイするのは気分が上がるものです。

腕前の上達に合わせて必要なものもわかってくると思いますから、必要に応じて徐々に身の回りのアイテムを固め、快適なゴルフライフを送ってください。