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ゴルフ初心者がコースデビュー当日に戸惑わないための持ち物一式と当日の流れ

ゴルフクラブ・ゴルフ道具

 

会社の先輩の勧めでゴルフを始めることになったあなた。

アドバイスに従って何回か打ちっぱなし練習場に通い、最低限ボールを前に運べるようになってきたのもつかの間、矢継ぎ早に本コースデビューのお誘いが。

さぁいよいよ明日はコースデビューだ・・・

でも持ち物はこれであってるのかな?
忘れ物はないのかな?
そもそもクラブハウスってなにするところ?
当日のゴルフ以外の流れは?

経験者が当たり前のようにやっていることで、暗黙のルールのようなものは必ず存在します。
そしてそれらのことはレクチャーからは漏れがちなんですよね。

当日ゴルフ場で恥をかかないために、一般的な持ち物と当日の流れを説明していきましょう。

 

持ち物

ゴルフに必要な道具と服装についてはこちらのページで解説してありますので参考にしてみてください。

『初心者がゴルフを始める際に揃えるべき道具一式』

『ゴルフに適した服装とは? ドレスコードに引っかからないための注意点は?』

そして、これらを満たしたうえで当日の持ち物を考えます。

<キャディバッグ>

ゴルフクラブ一式が入っています。
前日の練習で使用したクラブが別の練習用バッグに入ったまま、なんてこともありますので忘れずにチェックしましょう。

初心者の方はゴルフボールも大量に用意しましたね?
手元に用意する3~4個は携帯用のポーチの中へ。
それ以外はキャディバッグのポケットに入れておきましょう。

天気予報で雨の心配がある場合はレインウェアもポケットへ。
合わせて、濡れ、汚れに備えてタオルも一枚入れておくと何かあった時に便利です。

ティーなどの小物やグローブも必要数をポーチにいれたら予備はキャディバッグに入れておきましょう。

<ボストンバッグ/シューズバッグ>

これは基本的にロッカールームに持ち込んで置いておくものです。

中にはロッカーで履き替えるゴルフシューズとラウンド中に身に着けるポーチ、帽子など。
さっと準備してすぐにラウンド準備が整うようにしておきましょう。

また、ラウンド後には汗をかいていますので着替えを一式入れておきます。
当然クラブハウスで着用するものですので最低限のマナーに即した服装を準備してください。
雨のラウンドでは下着まで濡れる可能性がありますので、ハーフ終了後に着替えが出来るように下着を含めた着替えをワンセット余分に準備することをおすすめします。
また、夏場は汗を大量に書きますのでこちらもハーフ終了後に着替えが出来るようにポロシャツを一枚余分に入れておくと快適です。

<ラウンド用ポーチ>

ラウンド中に身に付けておくことを前提としたポーチです。

中には予備のボール3~4個、ティーを長短2本ずつ、グリーンフォーク、グリーンマーカー、グローブを入れておきます。
これらの予備分はキャディバッグに入れておきましょう。
グリーンマーカーは帽子のつばに取り付けられるものなどがプレイ中には便利です。

基本的な、最低限の持ち物としては以上です。
忘れ物をしてもクラブハウスには売店が併設されていることがほとんどですので、緊急時は現地で買うことも可能です。

 

当日の流れ

<往路>

車で向かうことが多いと思います。
誰かの車に乗り合わせてゴルフ場に向かう場合は前日までに待ち合わせ時間と場所をしっかり決めておきましょう。
スタート時間の関係や高速道路の渋滞を見越して朝早い時間の出発になる場合は、運転手が寝坊すると乗り合わせる全員が遅刻することにもなり兼ねません。
当日の連絡もしっかりつけられるようにしておいてください。

<ゴルフ場到着>

クラブハウスの入り口付近に乗り付けて、車からキャディバッグを下ろします。
係の方が配置されている場合は預けましょう。
キャディバッグはココから直接ラウンド用のカートへ運ばれます。
そのため、ロッカールームで使用するものはキャディバッグとは別にしておきましょう。

<クラブハウス>

入ったらまずはロビーにある受付カウンターへ向かいます。
名前や住所などの必要事項を記入して受付を済ませ、ロッカーキーを受け取りましょう。
同時にスタート時間や同じ組のメンバーの到着状況を確認しておくとスムーズです。

受付後はロッカールームへ向かい、シューズの履き替えや着替えを済ませてラウンドの準備を整えます。
貴重品はロッカーに入れておくよりもロビーの貴重品用金庫に預けておく方が安心ですので活用しましょう。
ただし、飲み物の購入などに小銭を使用することもありますので小銭は少し手元に持っておくと良いでしょう。

<ラウンド前>

クラブハウスからコース側に抜けるとマスター室があります。
多くの場合、この近辺でスタート時間までの待ち時間を過ごすことになります。
同じ組のメンバーと談笑するもよし、一服しながらリラックスするもよしです。

また、練習場が併設されている場合はマスター室に利用方法と場所を尋ねてみましょう。
自分の組のカートを見つけて必要なクラブを持ち、練習場へ向かいます。
スタート時間には余裕をもって練習を切り上げるようにしましょう。
おすすめは練習グリーン。
当日のグリーンの状態や芝の転がり具合などを確認出来ます。

<ラウンド>

時間が来たらカートに乗り込みラウンド開始です。
普段の練習の成果以上のことはどうやっても発揮できませんので、無理をせず、周りの状況をよく見てプレーファーストを心がけて楽しんでください。

<ハーフ終了>

昼食付のプランの場合はいったんクラブハウスへ戻ってレストランに向かい食事をします。
午前中のスコアやコースの難易度など、仲間とゴルフ談議に花が咲くでしょう。
後半のスタート時間に間に合うように、トイレや着替えも必要に応じて済ませておきましょう。

スループレー(昼食なし)の場合はクラブハウスに立ち寄らずに後半のコースへ向かいましょう。

<ラウンド終了>

スコアの結果も気になるところですが、カートを返す際に忘れ物がないかしっかり確認してください。ゴルフクラブもコースに置き忘れていないか、スタート時の本数と合うようにちゃんと数えます。
係の方が配置されている場合は本数確認のサインなどを済ませて再度キャディバッグを預けることになります。
最後にクラブハウスを出る際にキャディバッグを受け取ることになりますので、キャディバッグの引き換え番号札などがある場合は忘れずに受け取っておきます。

<入浴>

ラウンド終了後は浴場に向かって汗を流します。
ほとんどの場合ロッカールームと浴場がつながった構造になっていますので、ロッカーから着替えをもって浴場に向かいましょう。
特に初心者はラウンド中も同伴者に多大な迷惑をかけていることでしょうから、入浴くらいは待たせることが無いようにさっと済ませてしまう方が良いと思います。

<ゴルフ場を出る>

入浴後はロッカールームに忘れ物が無いように荷物をまとめてロビーの受付に向かいましょう。
ロッカーキーの返却とともに料金の支払いを済ませます。

多くの場合クレジットカードが使用できますが、一部の安価なゴルフ場では現金払いにしか対応していない場合もあります。
これは事前に調べておくか、ある程度の現金も併せ持っておく方が安心ですね。

そしてラウンド後に受け取ったキャディバッグの引き換え札を係の方に渡し、キャディバッグを受け取ればゴルフ場での一連は完了です。

<復路>

帰りの高速道路は、ラウンドの疲れからくる眠気との戦いです。
無理をせず、適宜休憩を挟みながら安全に帰宅しましょう。

また、誰かの車に乗り合いで参加した場合は忘れずに高速料金とガス代を渡しましょう。
運転手から切り出すのは気まずいものですから、自分から『〇〇円でいいですか?』と尋ねるのがスムーズです。
お互い疲れている中で運転もしてもらっていますので、あまり細かいことは気にせずに割り勘よりも少し多めに渡すくらいの心遣いがマナーというものです。

 

最後に

どうでしょうか。
コースデビューに向けた不安は少しは解消しましたでしょうか。

ゴルフ場によっては細かい手順が違ったりする場合がありますし、アーリーバード(早朝プレー)やコンペなどの特殊なケースではまた違ったことが出てきます。

その場合も初心者であることを恥じる必要はありませんから、わからないことは知人やゴルフ場のスタッフに尋ねるようにしましょう。

以上、あなたのコースデビューが少しでも楽しいものになりますように。