ゴルフのスコアメイクにおいて、もっとも打数の比重が大きいのが『パター』です。
そして、14本のクラブの中でもっとも練習しないクラブも『パター』です。
この記事では、そんなパターショットを効率的に練習するために最適なパターマット『ミスターゴルフ』を紹介します。
ミスターゴルフのパターマットが他のパターマットよりも優れている点をわかりやすく解説していきますので、自宅練習用にパターマットをお探しの方はお付き合いください。
パターがまとまればスコアは安定する
パターはゴルフのスコアメイクにおいてもっとも比重が大きいショットです。
スコアが100だとすると、そのラウンドで打つパターショットはだいたい『30~40打』。
概算ですが以下のような比率です。
- ドライバー :14打 (18ホール中のショートホールを除いた数)
- アイアン :20~30打(各ホールで1~2打)
- アプローチ:20~30打(各ホールで1~2打)
- パター :30~40打(各ホールで1~3パット)
一目瞭然でパターの比重が最も大きいことがわかりますね。
実際、自己ベストをたたき出したラウンドを数字で見ると、パターだけがいつもより調子がよくて他はいつもと変わらない打数だった。なんてこともよくあります。
スコアが100前後のゴルファーであれば、ドライバーやアイアンでスコアを10縮める為には飛距離や正確性の面で飛躍的に技術を向上させる必要がありますが、パターでスコアを10縮めるにはケアレスミスを減らす程度でも充分に可能。
それくらい、パターショットの改善はスコアメイクに効く!と言うことなんです。
パターはもっとも練習しないショット
みなさんも自覚があると思いますが、もっとも練習しないショットが『パター』です。
パター以外のクラブは打ちっ放し練習場で好きなだけ振れますよね。
でもパターグリーンを併設している練習場は、特に都内だと極端に少ない。
パター練習に関しては『ほぼラウンド前の練習グリーンのみ』と言う方が大多数を占めるでしょう。
では、なぜパターの練習をしないのか。
それは、『単調でつまらないから』に他なりません。
思いっきりクラブを振ってすっきりするわけでもなく、ただ目の前のカップに向かって同じショットを繰り返すのみ。
大きく体を動かす爽快感もなければ、華々しいトリックショットもありません。
そのためせっかく買ったパターマットも使用機会が減って、押入れに突っ込んだままの人も多いことでしょう。
カップ付きのパターマットは練習効果が薄い
パターマット選びを間違えると、パター練習はさらに単調でつまらないものになってしまいます。
その最たる間違いが『カップ付きのパターマット』です。
一見するとパターはカップに入れるためのショットですから、パターマットもカップ付きのものを選んでしまいがち。
でも、この考え方がそもそもの間違いなんです。
なぜなら、カップが付いていることで練習の目的が『カップイン』のみに固定されてしまうからです。
そして「一定距離」から「アバウトな強さ」で「同じカップをめがけて」パットを繰り返す。
これではせっかくの練習も単調でつまらないものになってしまいますし、パターショットにおいて最も重要な『距離感』をつかむ練習効果が全く発揮できていないんです。
スコアメイクのためのパターショットで最も需要なのが『カップの奥30cmでボールを止める』こと。
ショートしてしまえば絶対にボールはカップに入りませんし、雑に強く打ってしまうと外した時の返しのパットの難易度が極端に上がります。
スコアをまとめるためには『たとえ入らなくても1パット圏内で確実にボールを止める』という距離感がもっとも大切なんですね。
ですが、カップ付きのパターマットは残念なことに「ある程度の雑な距離感」を許容してしまいます。
カップの奥にボールがあたってもカップインしますし、毎回カップインしていてはそのショットがどの程度の強さだったのかという答え合わせが出来ないんです。
これらのことから、もっとも重要な距離感の練習が出来ないカップ付きパターマットは『練習効果が薄い』という事実、わかっていただけたでしょうか。
練習効果が高いパターマット『ミスターゴルフ』
パター練習の重要性を説明したところで、筆者がおすすめするパターマットが『ミスターゴルフ』です。
サイズ展開は3種類
ホールインワン | 30×300cm |
イーグル | 60×300cm |
アルバトロス | 90×300cm |
ミスターゴルフは、全てのサイズに共通してカップ無しのフラットなパターマットです。
(収納参考イメージ:ホールインワン)
ミスターゴルフが優れている理由
1,カップが無い
ミスターゴルフにはカップがありません。
なぜカップが無い方が優れているか、と言う点は前置きで説明した通りで、カップがあるとカップインだけを目標に固定してしまい練習が単調になります。
そして、カップインしてしまうとショットの強さが正しかったのかどうかの答え合わせが出来ません。
ですが、カップが無いパターマットの場合は打ったボールが減速してマット上で止まります。
そのため、毎ショットの強さをしっかりと目で見て答え合わせが出来るんです。
「方向は合っていたが強すぎた」
「強さはあっていたが方向が悪かった」
「自分のショットは毎回目標より+10cmオーバーする傾向にある」
「方向性は安定しているが強さにばらつきがある」
どうですか?カップ付きのパターマットではわからないことばかりですよね。
これらが判断できるミスターゴルフのパターマットは、その分練習効果が高いということなんです。
2,多彩なマーキングが施されている
ミスターゴルフには多彩なマーキングが施されています。
ショット目安地点から「50」「100」「200」などの距離表示や、マットの両端のスコアボードなどがそれです。
そしてこれらの多彩なマーキングは、カップのないパターマット上で『バリエーション豊かな狙いどころ』になります。
カップが付いていると目標物は必ずカップになってしまいますが、ミスターゴルフは一枚のマット上に複数の目標物がある、と言うことなんです。
距離表示は、それ自体が仮想カップとして使用できますし、仮想カップからどの程度オーバーランしたかの目測も容易になります。
そのため、自分が何cm先のカップに対してパットをし、そこから何cmオーバーする強さで打ったか、というパター練習において最も重要な『距離感覚』をはっきりと認識しながら練習することが出来ます。
マット両端のスコアボードは、ショット目安地点から見て直線上ではない位置に配置されているイレギュラーな的として使用できますし、コレを利用して「TOTAL20点まで練習する」といった変則的なルールで練習に変化を与えることも出来ます。
ミスターゴルフのパターマットでは、これらのマーキングが練習意図を明確にし、練習に変化をもたらし、単調ではない効果的な練習を生み出すことが出来るんです。
3,「2種類の速度」を持つ上質マット
ミスターゴルフのパターマットはとても目の細かい材質で出来ています。
安いパターマットが固くて荒い、安っぽい「人工芝」であるのに対し、ミスターゴルフは柔らかくて張りのある「絨毯」のような手触りです。
この絨毯のような芝目はとてもナチュラルなボールの転がりを生み、本物のグリーンのような繊細なコントロールを要求しますから、実際のグリーンに近い距離感を養うことが出来るんです。
さらに、ミスターゴルフには『FAST LINE』『SLOW LINE』の文字が印刷されています。
これはマットを使用する向きによって2種類の芝目を再現していることを意味しており、転がりの早いグリーンを想定した練習は『FAST LINE』、重い芝目のグリーンを想定した練習は『SLOW LINE』というように、2種類の転がり抵抗を選択して練習することが可能なんです。
ミスターゴルフのおすすめサイズは『イーグル』
これらの優れた点を持つパターマット『ミスターゴルフ』。
3種類のサイズ展開の中でもっともおすすめなのは『イーグル(60×300cm)』です。
材質や使い心地はどれも一緒なのですが、ホールインワン(30×300cm)は少し幅が狭く感じられ、左右の縁の縫製にボールが引っ張られてしまうことがあります。
その点イーグルは幅が60cmありますので、縫製などの個体差に影響を受けずにベストなラインで練習することが可能になります。
また、マーキングに逆らって斜めにショットしてみたり、通過したいポイントの目印として左右にボールを置くなどの自分なりの工夫もパターマット自体にある程度の幅があることで可能になります。
アルバトロスはさらに幅広く(90×300cm)作られていますが、これに関しては設置するスペースに依存するところが大きいでしょう。
問題なくアルバトロスを置ける練習スペースが確保できるなら、さらに豊富な練習バリエーションを実現することが出来るでしょう。
ミスターゴルフのパターマットは
- パターの打数を減らすことで確実にスコアアップしたい方
- カップ付きのパターマットでは練習効果が実感できない方
といったゴルフの上達を目指す方に本当におすすめできるパターマットです。
是非ともスコアメイクのために『ミスターゴルフ』を使ってパターのコントロール技術を身につけましょう。