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ヘッドスピード測定よりもミート率測定で劇的にスコアアップ!おすすめのスイング測定器

ミート率 練習場・練習グッズ

ゴルフのショットを数値化した主な指標には『ヘッドスピード』『ボール初速』『ミート率』があります。

この中で一般的なゴルファーが最も意識するのはおそらくヘッドスピードでしょう。

ですが、頑張ってスイングを改善し、筋トレまでしてヘッドスピードを上げたのにも関わらず、飛距離もスコアも思ったほど伸びずにがっかりしたことはありませんか?

この『伸び悩み』の原因は、ずばり『ミート率の低下』です。

ミート率はゴルフのショット改善においてかなり重要な要素。

しっかりミート率を意識した練習をすれば、飛距離もスコアも劇的に改善することが可能です。

本記事では「ミート率をアップするための練習器具」を紹介していきます。

 

ミート率とは

まずは簡単にミート率の説明をしましょう。

「meet」とは、「会う、接触する」などの意味を持つ英単語です。

ゴルフの場合では、クラブのヘッドとボールが接触する、ぶつかる時のことを言います。

野球で言うミート打法の「ミート」と同じ意味。

そして「ミート率」とは、クラブヘッドとボールの接触、打点の正確さを示す数値のことです。

ヘッドの中でも反発率が一番高いスイートスポット、いわゆる芯で捉えればミート率は『高い』。

逆に芯を外せばミート率は『低い』と表現されます。

 

ミート率の計算式

ミート率はどのように求められるのか。

計算式にすると、

【ヘッドスピード×ミート率=ボール初速】

となります。

【ボール初速÷ヘッドスピード=ミート率】

も同じ意味ですね。

 

ボール初速とは、ヘッドによって打ち出されたボールの飛び出し時のスピードの事を指します。

「ボールスピード」と意味は似ていますが、正確にはボールは飛びながら空気抵抗の力で減速していきますので「ボール初速」の方が正しいと言えますね。

ボールはクラブヘッドとの衝突によって打ち出されたときに、ボール自体の反発力とヘッド素材の反発力によってヘッドスピードよりも速いスピードで打ち出されます。

この、『ボール初速がヘッドスピードの何倍速いか』をあらわした数値がミート率と言うことです。

当然クラブヘッドのフェイス面の中でも一番パワー効率の良い『芯』で捉えた時にボールはもっとも加速しますので、このことを「ミート率が高い」と表現します。

 

ヘッドスピードとミート率と飛距離の関係

飛距離とヘッドスピードの関係性は簡単に想像することが出来ます。

『早く振った方が遠くまで飛ぶ』ですね。

ヘッドスピードはスイング自体を早くすることでも上がりますが、長尺のクラブを使用することでも上げることが出来ます。

回転軸のスピードが同じだとすると、クラブの先端は回転軸から遠いほど移動スピードが上がる、という原理です。

 

ただし、長尺のクラブはミート率が上がりにくい性質も持っています。

手元の微妙なブレは、クラブの先端が手元から遠く離れるほど増幅されて反映されるからです。

 

ここで1例。

普段使いのドライバーでヘッドスピード40、ミート率1.3のゴルファーが、『ヘッドスピード+2だがミート率はー0.1』の長尺ドライバーを振ったとした場合、どちらが飛ぶでしょうか。

計算してみましょう。

1,  40×1.3=52 52×4=208(y)

2, 42×1.2=50.4 50.4×4=201.6(y)

※ボール初速にかけた『4』という数字は、飛距離を計算する場合の参考係数です。実際には初速に打ち出し角やスピン量などの複雑な要素をかけ合わせて飛距離を出すことになりますが、概ね「ボール初速に×4」の計算に近い結果になるものと仮定して計算しています。

 

どうですか? 長尺でヘッドスピードが速い方が『飛ばない』という結果になりました。

厳密に言えばこの場合のミート率はあくまで平均としての考え方ですから、長尺の方が真芯で捉えた場合の飛距離は当然伸びることになります。

なので「長尺の方が飛ぶ」と解釈されてしまいがち。

 

ですが、その飛距離の恩恵をいつも受けられるわけではなく、ミート率が下がってしまえば芯をとらえられずに飛距離を落としてしまうショットも増え、結果としてアベレージの飛距離は落ちてしまうことにもなりかねない、ということなんです。

そして、逆にミート率が高い方はここ一番での飛距離はありませんが、安定して一定以上の飛距離を保つことが出来るということです。

当然、スコアが安定するのはミート率が高い方です。

要するに、ヘッドスピードばかりを追い求めて飛距離を伸ばそうとするよりも、安定して飛距離を稼げる『ミート率』こそ重視すべき、ということです。

 

ミート率を計測する方法

ミート率は専用の計測機器を使わなければ計測することが出来ません。

例えばゴルフスクールなどに設置されている最新のデジタル分析機器を使えば、かなり正確な数値が計測できるでしょう。

しかし、日ごろの練習を毎回スクール通いに置き換えるのは経済的にも大変ですよね。

そんな方のために、打ちっ放し練習場でも気軽に使用できる『計測器』のおすすめを紹介します。

 

1,コスパが高く人気No.1『ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-5 GL』

ヘッドスピード、ボールスピード、推定飛距離、ミート率を同時に計測し、1画面に表示できるスイング計測器です。

使用方法も、セットしたボールから1クラブ分後へ離して置くだけの簡単セッティング。

この状態でボールを打つだけで、マイクロ波センサーがヘッドスピードとボールスピードを瞬時に計測し、推定飛距離とミート率を計算してくれます。

対応クラブはドライバーからパターまで全22種類もありますから、これで不足することはまずありません。

その他にもスイング回数をカウントしてくれる機能や、クラブごとの平均を記憶し表示してくれる機能もありますから普段の練習の強い味方になってくれること間違いなし。

左利きの方も面倒なセッティング不要で使用することが出来ます。

 

2,モーションセンサーでスイング全体を可視化『ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-5Arc』

こちらはGST5-GLの多機能版。

測定器として標準的なヘッドスピード、ボールスピード、推定飛距離、ミート率の他に、ゴルフクラブにモーションセンサーを取り付けるだけでスイング軌道を立体的な3D表示で可視化してくれる優れものです。

また、インパクトの瞬間のフェース面の詳細な傾きも可視化して確認でき、自分のスイングのクセを事細かに分析することも出来てしまいます。

スイングは時間軸に沿って記録されるため、テイクバックに要する時間やダウンスイングに要する時間も同時にデータ化。

過去の平均データも表示できるため、自分のスイングの変化を一目瞭然で分析することが出来ます。

しかも、無料のスマホアプリやPCソフトと連動して、練習場にいないときでもいつでも手元で自分のスイングを確認することが可能。

ミート率の測定だけではなく、個人でスイング自体をしっかり見直して「理想のスイングを作る」ためには最適の練習機器と言えます。

これらの測定器を購入、使用するメリットは、なんといっても『いつでも好きなだけ使えること』。

ミート率の計測は一度行ったら終わり、というものではありません。

練習場でのすべてのスイングを常に計測し、自分のスイングや打球から感じる感覚と実際の計測数値をすり合わせて体に覚え込ませること。

そして、この記録を保存し、クラブを買い替えた時やスイングの改造を行った時の『改善の目安』に活用すること。

これが出来ればあなたのスイングはその日の調子に左右されにくい『強いスイング』に生まれ変わることが出来るでしょう。