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ゴルフのスゝメ

ゴルフはコミュニケーション力を伸ばすスポーツ

ゴルフは世界の競技人口で上位に入る超メジャースポーツです。
実は野球よりも競技人口が多いという調査結果も出ています。

・競技としてとても奥が深い
・年老いても続けられる健康促進スポーツ
・プレイ最低人数が少ない(1人~)
・・・

と魅力や利点をあげればキリがないゴルフですが、社会人の趣味やコミュニケーション手段としてもとても優れているんです。

「1ラウンド一緒にプレイすれば相手の本質がわかる」

そう言って憚らない経営者も少なくありません。
それはなぜでしょうか。

『審判がいない』

ゴルフには競技中に帯同する「競技審判員」が居ません。
ルールはもちろんありますが、これを監視する役割はプレイヤー自身が担うことになります。
そのため、誰も見ていないところで不正をしたり、スコアを誤魔化したりすることもやろうと思えば簡単にできてしまいます。
すべては自己申告の上に成り立っていますから。

これは裏を返せば、プレイヤー一人一人が常に「自分を試されている」と言えるんです。
もうすぐ自己ベストという局面でペナルティ行為をしてしまった。
でも誰も見ていない・・・。
そんな状況下であなたならどのような行動をとりますか?

実は「誰も見ていない」という言葉には語弊があります。
一緒にコースを回る仲間がいるからです。
厳密に行為を見ていなくても、不自然な言動からは何かを感じ取ってしまうかもしれません。
それによってあなたへの信頼や評価が怪しいものに変わってしまうかもしれません。

逆に言えば、ラウンドを通して気持ちよくプレイ出来た時、それだけであなたへの信頼度は自然に上がっているのです。
ショットを失敗しようがどうしようが、疑いようもない晴れやかな態度は一緒にプレイする人を爽快な気分にさせます。

これは、『審判が居ない』事によって一緒にプレイする中で相手の性格や性根といったものが見えてくる『メンタルスポーツ』だからに他なりません。

『時間制限がない』

ゴルフには、1ラウンドに費やす厳密な時間制限がありません。
ですが本コースに出ると必ず前後に同じコースをプレイするプレイヤーがいます。
ですから、自分の組の進行が極端に遅いと次に続く組の進行が妨げられ大渋滞を引き起こすこともあります。

ゴルフには『プレイファスト』というとても重要なマナーがあります。
これは、「なるべくスムーズにプレイを進行する」という意味をあらわしています。

ではプレイファストを実行するためにはどうすればいいのか。
これには『事前準備』と『周囲への気遣い』が大切です。

「最低限ボールを前に飛ばせるように練習しておく」

これはスポーツそのものを楽しむためにも必須ですが、プレイをスムーズに進行するためにも一番と言っていいほど重要な事前準備です。
練習もせず度胸だけで挑んだ結果、仲間や前後の組までイライラさせるようなことは避けなければいけません。

また、「下手なまま何度呼んでも進歩がない」というのも仲間のイライラを助長することになります。
一緒に周る仲間はゴルフが好きで練習を重ねてプレイしているのに、1人だけ前回から何の進歩もなくプレイを遅延させ、しかも悪びれる様子もない。
そんな人はもう呼ばれなくなるでしょう。

ただし、だからと言って初心者がゴルフを始めることを恐れる必要はありません。
ゴルフ好きはそのほとんどが「レクチャー好き」でもありますから、一生懸命上達しようとする姿勢が見える場合は、どんなに下手でも初心者には寛大です。
もしも一生懸命努力している初心者にすら冷たいゴルファーがいるとすれば、その人はこちらから見限ってしまいましょう。
これも「人柄が見える」ゴルフのメリットです。

「同じ組の上手い人のペースを乱さない」

これはプレイ中の周囲への気配りとして大切なことです。
上手い人は1打で遠くまでボールを飛ばし、少ない打数でホールを終えます。
ということは、下手な人のプレイを待つ時間が長いということです。
ゴルフをプレイする上での待ち時間はプレイのリズムを乱し、スコアを乱し、気持ちを乱します。

でも初心者の場合、どうやっても同じ打数でプレイすることは不可能です。
ではどうするか。

簡単です。
「先回り」を意識すればプレイの進行速度は簡単に上がります。

OBするかもしれないとしたら、予備のボールは常に2~3個ポケットに入れておきましょう。
飛んだ先の状況やそこからの距離がわからないとしたら、クラブは3~4本持ってボール落下点に向かいましょう。
上手い人が1打打つ間に3打打たないと追いつけないとしたら、打つたびに走りましょう。
落下点に着いたけどボールが見当たらないとしたら、ペナルティを申告してさっさと予備のボールを打ってしまいましょう。

プレイが遅い人の大半は「自分のプレイしか頭にない」という人です。
プレイがスムーズな人は「周りの状況をよく見ている」人です。
腕前は関係ありません。

特に初心者の場合は、自分のスコアなど度外視でOKです。
初心者のうちから価値の低い1打を重視するよりも、一緒に回ってくれる仲間に気持ちのいいラウンドを提供するほうがよっぽど価値が高いことなのです。
そして次も呼んでもらえることの方が何倍も大切な事なのです。
結果として、一緒に回る組の雰囲気が良い事は自分にとっても楽しく充実したラウンドを周ることに繋がります。

「時間制限がない」ことによる「周囲に気を配る」行為は、あなたへの信頼や評価をさらに押し上げることになるでしょう。

『年齢関係なく一緒にプレイできる』

プロ競技は除きますが、ゴルフは瞬発的な反射神経や過度な持久力を必要としません。
それよりも、洞察力、想像力、精神力を重視したスポーツです。

そのため、年齢による基礎体力の違いがプレイに及ぼす影響が少なく、かなり広い年齢層の人と同時にプレイすることが可能です。

これは社会人にとってとても重要なファクターです。
大卒の新人に体力だけで圧倒されることはもちろんありませんし、年配の経営層に気を使ってペースを落とす必要もありません。
同じ土俵で一緒にスポーツを楽しむことが出来るのです。

普段会社ではなかなか接することのできない立場、役職の人とも、ゴルフという共通の趣味を通じてなら難なくコミュニケーションをとることが可能です。

当然、趣味として楽しむためにゴルフ場で仕事の話ばかりしていてはいけません。
幸い共通の趣味を謳歌している最中ですので、ゴルフの上達のアドバイスをもらうなどすれば会話には困らないことでしょう。

なお、よほど特殊な事情の間柄でない限りは目上の方相手でも手加減は不要です。
むしろ負かすつもりでぶつかった方が、勝っても負けても相手の印象はいいはずです。
「ゴルフ仲間」として認識されれば、会社でもおのずと向こうから話しかけてきてくれるでしょう。
そのくらい、「最近ゴルフの調子どう?」という言葉は目上の人間にとっても会話のきっかけにしやすい言葉なんです。

最後に

ここまでゴルフについてのコミュニケーションに特化した内容を紹介してみましたが、それ以外にも単純にスポーツとして奥深く、一生付き合うのにこれほど適したスポーツはそれほどないでしょう。
それに加えて、あなたの社会生活を豊かにしてくれる存在でもあるのがゴルフです。

マナーとコミュニケーション力を学びながら楽しくゴルフをプレイするために、是非このサイトを役立ててください。